At14のゲーム(?)ブログ

このブログでは、私At14の書きたいことをただ自由に書くブログです、多分ゲーム以外についても普通に書く

私とボカロ その3(情報増加の悪影響)

(注)
今回の記事では昔私が嫌いだったものについて書いています。
少々ネガティブな内容ですので読まれる際はご注意を

 

前回の続き。
ぼからんを知った私は、ボカロ界隈の闇を知りながらも新曲と過去曲の両方をあさり、さらにいろんな曲に出会っていきました。
そうしているうちに、2014年も11月に突入していきます。

 

この頃になると少し落ち着き始め、基本的に宿題しながらボカロ作業用BGMを聞き、知らない良曲に出会えばその曲を聞きに行く。
そして毎週ぼからんをチェックし、ぼからんまとめ(https://vocaran.jpn.org/)のサイトを覗いて情報収集(このサイトは更新を終了しています。掲示板も停止中)
週末など時間のある時はぼからんを1から見返す。
以上のような習慣が定着しつつありました(ぼからん巡回はまだこの時やっていなかったかもしれない)

 

このような習慣の中でいろいろ情報を手に入れていくうちに、当時いろんな「アンチ」を作っていた私は、ボカロ界隈の中でも「アンチ」を作り始めます。
その対象となったのが千本桜、H-neyW-rks(念のため伏字入り)、カゲプロ、歌い手です。
今回は前2つについて書きます(カゲプロについては次回、歌い手については今後別のところで紹介すると思います)
現在は特に嫌悪感等は抱いていませんが、当時はものすごく嫌悪しており、何かしらのランキングで上位に入ったり話題になったりするとあれはおかしいとか考えられないとか思っていました。
今となっては笑い話です。

 

アンチの対象となった理由として、千本桜は周りの印象とぼからんが原因でした。
というのも当時、自分の周りでボカロに詳しい人は友達一人を除いてほとんどいませんでした、何人かの友達からボカロを勧められた気がするのですが。
そしてそういう人にボカロを知っているか聞いた時に「千本桜なら知ってるよ」と言われるのです。
確かにテンション上がるいい曲ですが、「もっと良い曲はいっぱいあるのになぜこの曲だけ?」と疑問が生まれ、それが徐々に嫌悪感へと変化していくのでした(布教できれば良かったのですが、昔から布教するのがすごく苦手)
また千本桜は2011年の楽曲ですが、2014年当時でもぼからんで普通に30位以内にランクインする、いわゆるぼからんの門番でした。
ただそれだけであればよかったのですが、前述の通り良くないイメージを持ち始めていた上に、ぼからんの動画内では「もういい」「はよ散れ」などのコメントが流れ、さらに好きな曲が31位だと「千本桜がこんな長期ランクインしなければ入っていたのに」という気持ちが込みあがるようになりました。
こうして千本桜アンチへとなったのでした。
ちなみに今は嫌悪感を抱いていないどころか、むしろあまりボカロを知らない人でも知ってるすごい曲だなという良い印象を持ってます。
まあ、もうぼからんに載らないからこう思えるのかもしれませんが。

 

H-neyW-rksについてはそれまで手に入れた情報と曲の内容が原因でした。
というのも、このグループの過去の曲を見ると、普通にボカロキャラが出てるんですよね。
しかし、いつからか登場しなくなり、その代わりにオリキャラが登場。
そしてH-neyW-rksの人気は上がっていきます。
またH-neyW-rksの曲の特徴として恋愛曲というのが挙げられます。
これらのことから、H-neyW-rksはボカロをただ利用するだけ利用し、人気の出やすい恋愛曲を作って狙い通り人気を獲得、ボカロに対する愛なんてこれっぽちも持ってないんじゃないかと思うようになっていきました。
今思うとボカロキャラがMVに出てくる曲ばかり作ってるボカロPなんてそんなにいませんし、これも上手な生存戦略だとも思えるのですが、当時はこれに腹を立てていました。
今はこれいいなと思う曲があるくらいなので、特に嫌悪感は持っていません。

 

このように自ら嫌いな曲、ボカロPを作っていきましたが、当時の自分としてはそこまで気にせず好きな曲を聞いていました。
2014年11月から12月までよく聞いた曲は以下の通り。
・「アスノヨゾラ哨戒班」
・「炉心融解
・「Nostalogic」
・「ストリーミングハート」
・「月光潤色ガール」
・「Last Night, Good Night」
・「Fairytale,」
特に聞いたのは「Last Night, Good Night」と「Fairytale,」でした。
「Last Night, Good Night」は今まで聞いてきたボカロ曲とは異なり、かなりゆっくりかつ悲しい曲でありながらなにか新しい風を少し感じるような曲で、当時は寝る前に聞いていました。
「Fairytale,」についてはVY1V4のカバーが素晴らしく、人が歌っているように聞こえたあの衝撃は大きかったですね。
もちろん原曲の方も聞いていました。
また「ストリーミングハート」については、2014年唯一のミリオン達成曲になると聞いて何回も聞きに行ったのが懐かしいです。
後、「Nostalogic」は今聞くとホントに心に刺さる。

 

こうして2014年が終わり、ボカロ界隈では明るい話題が少なかった2015年に突入します。
次々回へ続く(次回は少し本筋から離れてカゲプロに関して書く予定です)