At14のゲーム(?)ブログ

このブログでは、私At14の書きたいことをただ自由に書くブログです、多分ゲーム以外についても普通に書く

私とボカロ その2(ぼからんとの出会い)

前回の続きです。
9月に入ってボカロ作業用BGMでボカロ曲をあさっていくうちに、初めて知る曲が少なくなってきた私が10月初めに出会ったのは、「ぼからん」(正式には「週刊VOCALOIDとUTAUランキング」、現在は「週刊VOCAL CharacterとUTAUランキング」)と「Nicofinder」でした。
これら2つをどのようにして知ったのかはもう覚えていませんが、この出会いは当時の私のボカロブームが継続する一要因となりました。

 

知らない方のために説明すると、「ぼからん」はニコニコ動画にあるボカロ曲のランキング及びその動画のことであり、その順位は、1週間の再生数とマイリスト数、コメント数をもとに算出されたポイントによって決まります(当時の「週刊VOCALOIDとUTAUランキング」は現在の「週刊VOCAL CharacterとUTAUランキング」と異なる点が多くあります)
当時、新曲をあさる方法を持っていなかった私には、これが大きな手となります。
しかしこの「ぼからん」、ニコニコ動画にあるボカロ曲のランキングであり、ニコニコにしか投稿されていません。
そして2014年当時のニコニコは会員登録しないと見れませんでした。
まあ無断転載のものはありましたが、もちろんいつ消されるか分かりませんし、できれば本家のものを見たいところ。
そこでおそらく「ニコニコ 会員登録しないで見る方法」とでも調べたのでしょう。
見つけたサイトが「Nicofinder」でした。
この「Nicofinder」、本来はニコニコにある動画のコメント解析のために使われるサイトなのですが、このサイトを利用することで当時必須だった会員登録を行わずに動画を視聴することができました(このサイトもこの7年で大きく変わっており、当時は確かワード検索ができた上に自身の視聴回数も記録されたはず。現在はURLかIDを入力しないとヒットしなくなった上、視聴記録は残らない様子)
このようにニコニコにある動画を視聴する方法を手に入れた私は、「ぼからん」を見ることで新曲をもあさるようになっていきました。

 

しかしこれにより、私は当時のボカロ界隈の闇をも知ってしまうのでした。
というのも当時は、ボカロはもうオワコン(終わったコンテンツの略語)ではないかと囁かれていた時期でした(2015年に入るとその声がさらに大きくなるのですがそれについてはまた今度)
2009年から続いた全盛期の勢いが2013年下半期あたりから一気に失速したと当時は考えられ、実際にそれが数字としてぼからんのポイントに表れていました。
1位のポイントを見ると、それまでは100万pt超えの曲が結構な頻度で出ていたのに対し、2014年は0。
さらに、2013年上半期までは3万はかたかった30位のポイント(30位以内であればぼからん内でMV付きで紹介されたため、当時のボーダーとなっていた)が、#365(2014/9/22の週)において当時歴代最低だった15835ptを記録……

 

まあこの手の話について先に言っておくと、このようにオワコンかと囁かれた原因は
・そもそも2013年上半期までの勢いがすごすぎた
・過去曲が増えた上にボカロPも視聴する人も増え、再生数が分散した(実際全てのボカロ曲の総再生数は増えていたらしい)
ニコニコ動画でボカロを視聴する人が減った(当時はちょうどyoutubeへの移行期、調べると2013年から2015年にyoutubeのチャンネルを開設したボカロPって割といる)
だと今の私は思っており、2019年までマジカルミライの来場者数が年々増加していたことも考慮すると、聞く曲や聞く手段が分散しただけで全くオワコン状態にはなってなかったと考えています。

 

とはいえ当時の私も、悲観しつつも良い曲がいっぱいあったのでそこまで気にせずいろんなボカロ曲を楽しんでいました。
2014年9月から10月までに聞いた曲の中で特にヘビロテだったのは(注)
・「パラジクロロベンゼン
・「初音ミクの消失
・「脳漿炸裂ガール」
・「ビバハピ」
・「ぶれないアイで」
・「ECHO」
特に「ECHO」の衝撃はすさまじく、この曲を何回も聞いたおかげかその直近の英語のテストでは稀に見る高得点を出しました(まあこの時だけだったけど)

 

そんなこんなで新曲と過去曲の両方をあさりながら、11月に突入していきます。
(次回に続く)


(注)
以降、それまでの記事で挙げた曲について再びこの枠で紹介することは、特別な理由のない限り行いません。